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 中国のオンライン書店


 このページでは当店を通して輸入できる中国のオンライン書店と中国の各ECの特徴をご説明します。
 

 

■当当網(ダンダンワン)

※世界最大の中国語オンライン書店で中国版アマゾンと呼ばれた「当当」。
https://www.dangdang.com/

当当網(ダンダンワン)は1999年11月に誕生した中国でも最も長い歴史を持つBtoC型のオンラインショッピングプラットフォームです。中国の北京を拠点とする大手出版社の科文グループが海外ベンチャーキャピタルからの投資を受けて立ち上げ、創業当初は書籍や雑誌、CDなどの販売を中心としていました。その後は販売ジャンルを徐々に広げ、現在はアパレル、服飾雑貨、コスメ、インテリア、生活雑貨、電化製品など幅広いジャンルの商品を取り扱っています。2010年12月8日にはニューヨーク証券取引所に上場しましたが、その後2016年5月28日にMBOを通して上場廃止しました。

近年は電子書籍の販売にも力を入れていて、2020年1月には30万冊以上の電子書籍を無料で提供し話題を集めました。2023年1月にはライバル関係にあった京東図書と戦略的パートナーシップを結び、京東のプラットフォーム上に当当網のフラッグショップを出店することになりました。物流面では中国全土の600都市でが午前11時までの注文は当日中に、深夜1時までの注文は翌日中に配達する『111全天達』を実現しました。

淘宝、天猫、京東などと比べると品揃えにおいて見劣りすることは否めませんが、書籍、雑誌、音楽など特定の商品ジャンルでは充実した商品ラインナップを誇るため、これらの商品を探している方にはおすすめです。
 

 

 

■孔夫子旧書网
※世界最大の中国語古書サイト、8000万冊以上の古書市場。
https://www.kongfz.com/

孔夫子古書網は、古書を中心とした中国の通販サイトです。

孔夫子古書ネットは2002年5月に孫雨田によって設立されました。当初は販売者による古書販売が中心でしたが、一部の出版社が孔夫子古書サイトに参入し、新刊の販売や古書の在庫整理を行っています。本の取引とオークション以外に、孔夫子古書ネットは本の情報、新刊、芸術品(書画と名人の手紙、古籍骨董磁器など)の特設会場も提供して、オンラインフォーラムを開設しました。

孔夫子古書ネットは今や世界最大規模の中国古書取引サイトとなり、中国国内のオンライン古書取引市場で90%以上のシェアを占めています。統計データによると、「孔夫子古書網」では8000万点以上の本が展示販売され、登録者数は2000万人以上、ネット上の「書店」や「本の屋台」の数は4万余社、年間取引額は10億元近くに達しています。

孔夫子古書ネットの特徴は、「珍本雲集」、「本が安く買える」です。「珍本雲集」とは、収蔵価値の高い大量の古珍本(明清、民国古籍善本、珍本定期刊行物、名人墨跡、民国珍本、絶版本など)が孔網で展示、取引され、多くの学者、研究者、蔵書家がオンライン上で長期間関心を持ち、参加しています。

「安売り」というのは、サイトに展示されている本が8000万点以上もあり、しかも古書だから安く買えるということです。この二つの特徴により、孔網は一般の書籍購入者と学術研究者という二つの顧客層を同時に獲得し、他の書籍販売サイトをはるかに上回るロイヤリティを形成しています。
 

 

 

■京東 (ジンドン)

中国シェアNo.2を誇る巨大ECサイトです。本も販売。
https://www.jd.com/

 
京東(ジンドン)は2004年1月にサービスを開始したBtoC型のオンラインショッピングモールです。運営会社である京東は劉強東氏が1998年に北京の中関村で創業しました。サービス開始当時は『360buy.com』というドメインを使ってましたが、2013年頃からより簡潔な『jd.com』というドメインに移行しました。2014年5月にアメリカのナスダック市場に上場し、2022年には売上高1兆元(約20兆円)に達しました。

中国では淘宝や天猫などライバルのアリババグループが運営するサービスに次ぐ人気を集めています。京東の自社販売や審査を通過した企業の出店が中心なので商品の品質が保証されているのが特徴です。また自社の物流網を持つため、商品配送やアフターサービスにも定評があります。家電、デジタル、インテリア、ファッション、育児、玩具、書籍、食品など日常生活で必要なものはほとんど揃っています。

毎年6月18日前後には同社の創業日に合わせて大規模なセールが開催されます。近年は同じ時期に淘宝や天猫などのライバルサイトも大規模セールを開催するようになったため、11月11日の『双11』や12月12日の『双12』と合わせて、『618』は大規模なオンラインセールの日として多くの中国人に認識されています。

 

 

■淘宝(タオバオ)

アリババ集団によって設立された中国最大級の規模のオンラインショッピングモールです。
https://www.taobao.com/

 淘宝(タオバオ)は、中国で最大のECプラットフォームとして知られています。2003年5月にスタートし、現在では5億人以上のユーザーを抱えています。中国の浙江省杭州市に本社を置くアリババグループによって運営されており、天猫や1688などの有名ECサイトと同じグループに所属しています。

淘宝はCtoC型の小売プラットフォームであり、個人や小規模企業が無料で出品できます。商品カテゴリーも多岐にわたり、衣類から電化製品、インテリア雑貨、スポーツ用品、カー用品、書籍、食品まで、ありとあらゆるものが販売されています。

ただし、出品のハードルが低いため、品質の悪い商品などが出品されるケースも散見されます。そのため、購入の際には事前に商品や出品者の評価を確認するなど、注意が必要です。商品の詳細やレビューをしっかりと確認することで、トラブルを回避することができます。
 

 

 

■天猫(Tモール)
中国で最大のBtoC型のショッピングプラットフォームです。
https://www.tmall.com/

淘宝と同じアリババグループによって運営されています。もともとは淘宝内で『淘宝商城』として運営されたものが、2012年1月に淘宝から独立して天猫になりました。かわいらしい黒猫のロゴマークが特徴的です。天猫の商品は淘宝から検索しても表示されるため、この二つのサービスはあまり意識することなく行き来して利用可能です。

天猫の一番の特徴は出店が厳しい審査を通過した企業出店者に限定されているため、商品の品質や真贋が保証されており、安心して買い物ができることです。またほとんどの商品が到着後7日以内なら無条件で返品可能などアフターサービスも充実しています。

サービス開始当初から毎年11月11日には『双11』と呼ばれる大規模なセールを開催しています。このセールは年々規模が拡大していて、1日の売り上げで世界一を記録するなど大きな盛り上がりを見せています。現在では多くのライバルECサイトが追随してこの期間にセールを開催するようになり、中国の一大セールイベントとして定着しています。最近は12月12日にも『双12』として同様の大規模セールが開催されています。